ネットDE知識上書き1 ツァボの人喰いライオン

さて、「子供の頃、読書で仕入れた知識をネットDE修正」の回。まずは①ツァボの人喰いライオンから。

どんな出来事だったか?詳しくはこちらをどうぞ。大雑把に説明すると、1898年の東アフリカに現れた、2頭の人喰いライオンの話です。

私が小学生の頃、読んだ本には「この2頭はメス」と書いてありました。

普通、群れから離れて行動するライオンはオス、だということは、動物好きの私は当時すでに知っていました。なので、メスだけで群から離れるなんてライオンにしては珍しいな、と思いました。がその時は、「人喰い」という規格外の個体なのだから、行動も規格外なんだろうとすぐに納得してしまいました。

しかし、実はオスだったことがWikiの記事で判明

実は、このツァボという地域に住むライオンは、オスのたてがみが薄かったり、全くなかったりするそうです。蒸し暑い気候のツァボに適応するため、こう進化したらしい、とのこと。

確かに、リンク先のwikiの剥製の写真を見ても、2頭ともほとんどたてがみがありません。よく知らない人が見たら、メスだ、と思うでしょう。たぶん約40年前には、たてがみ云々の情報は入ってきていなかっただろうから、写真の見た目から判断して、2頭はメス、という記述になってしまったのかもしれません。やっぱり、いくら「人喰い」という規格外の個体でも、ライオンとしての行動はセオリー通りだったのですねぇ。メスだけで群れから離れるようなことはない、と。

そうだったのか!モルモット!

少し前、モルモットがマイブームでした。抱っこしやすくって踏み潰す心配のない大きさ、独特の鳴き声にコロコロした体形、なんて可愛い生き物なんだろう!と。すぐさまネットサーフィンを開始しました。動画を視聴し、ウィキペディアを、モル飼いさん達のブログを読み込む。そして図書館で飼い方の本を読み、動物園のふれあいコーナーに行くというモル尽くしの日々を送っていました。ヒマさえあればモルモット。これって、恋?(←絶対違う)

そんなある日某モルサイトを見ていたら、ある文章に目が釘付けになりました。それは、

「モルモットはペットショップにいる間に妊娠していることがあります」

というもの。瞬間、

ああ、そうだったのか!

と、長年頭の隅に引っ掛かっていた疑問が溶けました。

大昔読んだペットエッセイコミック「ハムスターの研究レポート」(作:大雪師走)に「成り行きで友人のモルモットを一晩預かったら、出産していた」というエピソードがあったんですが、当時から疑問が。「この子、一頭飼いなのにどこで妊娠したんだろう?」と。そうか、この子はその友人宅に来た時点で既に妊娠していたのか、と約四半世紀越しにナットクしました。(なお、ブログ執筆にあたり調べ直したところ、友人ではなく従姉妹でした)

モルまみれの日々を過ごし、その可愛さにますますはまっていった訳ですが、自分が飼うことは当分の間無いだろうな、と思います。主な理由は、①エサにたくさんの野菜→冬の野菜高騰期のエサ代が怖い②体重の割に排泄物の量が多いため、1日に2回掃除が必要な時がある→ズボラな私には向かないかな?という感じです。60歳位になって時間と気力があったら飼ってみたいですね。少し鳴くくらいで吠えないし、そんなに暴れない。お散歩もしなくていいので体力が衰えても飼えるペットですので。

動物園のふれあいコーナーのモルちゃんたちの写真です。みんな女の子でした。